風呂リフォームにDIYはやめましょう

最近はホームセンターなどで浴室用塗料として売っている材料での風呂リフォームは施工不良の元ですのでやめてください。

このように書くと一般の方に嫌われるのですがYahooの知恵袋でも見かけた事がありますので実例から違いを説明します。

ホームセンターで売っている浴室塗料はコーティング用塗料とは違います

結論から言いますと浴槽やユニットバスの壁や床、天井部分はFRPと呼ばれる材料が主流です。

MEMO
FRP (Fiber-Reinforced Plastics の略称)で繊維強化プラスチック(せんいきょうかプラスチック)の事です。ガラス繊維、炭素繊維などの繊維をプラスチックの中に入れて強度を向上させた複合材料のこと。

FRPには専用塗料というものがあって一般では手に入れるのが難しい材料です。売られているのはほとんどが水性アクリルでモルタル等の壁を塗るならDIYで可能という塗料です。

たとえば”お風呂の壁や浴槽がくすんで汚いのですが、何か良い方法はありませんか?”と言う問いに

答えとして”浴室用の塗料をホームセンターで買って塗ればいいです。簡単ですよ。” とか ”コーティング剤を買って塗りましょう。” と言うものが多いです。

この例は今週に4日間、名古屋で施工した戸建てのお風呂(ユニットバス)の参考例です。

DIYで施工不良を起こした浴槽

1年ほどでこの状態です。剥がれてぼろぼろです。

この例は息子さんがWebで調べて2液性(主剤と硬化剤に分かれる)の我々プロが使う塗料(実際は全然違うんですよ!)を買って仕上げたものです。

たった1年ほどでこのありさまです。剥がれたところに汚れが溜まって15年ほど使用した浴槽の様になってしまいました。

この失敗例はコンプレッサーで吹付けをしたのではなく、ハケで塗ったために塗装面がフラットに安定していないので光沢感もあまりありませんでした。

これを補修するにはこの2液性の塗料を完全にはがさないといけません。強い剥離剤を使うと浴槽自体のFRPを痛めますのでもっぱら手作業のペーパーではがします。

これに2日かかります。その後にコーティングをするので余分な2日分の費用を頂かなくてはなりません。

出来上がりはもちろんツルツルピカピカです。

浴室コーティングで蘇った浴槽

この通り新品同様に浴槽がなりました。

 

それとホームセンターに売っている浴室塗料(水性アクリル系)もNGですよ。半年もしない内にバリバリと割れてきます。これも手直しは大変です。

最近はDIYや他の腕の悪い浴室コーティング業者の手直しが多く費用も3万から5万円程度余分にかかります。

我々プロはそれぞれに塗料もメーカーとタイアップして作っていますし水性アクリルなどは使っていませんし、硬くて、曲りやたわみに強い2液性アクリルウレタン樹脂系です。

リプロは有害物質も無いフォースターの塗料を使っています。

また、刷毛塗りもしません、ドイツ製のミストの少ないコンプレッサーを使用しています。

商売でいうのでは無く、内装の塗装とは全く違いますのでこの点だけは賃貸オーナー様も気をつけてください。

間違ってもペンキ屋さんにはお風呂は塗らせ無いでください!

2 Comments

前田昭彦

がんばる家主の会のメンバーです。DYIをできるだけしたいのでお風呂も考えましたが、止めます。
会員の平田さんが「社長は誠実な方で信用がおけます。」と紹介されてました。私も以前の社長のセミナ-の講演を聞いてて同様に感じてました。2012年10月に生駒市の物件のお風呂の再生を依頼してましたが、先に入居が決まったので
実施しませんでした。しかし、次回の退去後リフォーム時にはお願いしたいと思います。

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admin

前田さん、ご丁寧なコメントをありがとうございます。
10月は都合が合わず気にしていたところでした。
この記事が参考になったみたいで嬉しく思います。
オーナー様のお気持ちとしてDIYに傾くお気持ちも分かりますが、お風呂リフォームは専門塗料に専門機材が必要なので良い選択だと思います。
次回、お役に立てるよう最善を尽くさせていただきます。
これからもこの欄を使って何なりとお聞き下さい。
立ち上げたばかりのHPがお役にたって幸いです。ありがとうございました。

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